こんにちは、Spica(@spicaundrei)です。
Peingで質問箱もやってます。
「引き継ぎなしルナがキツすぎる」って人に向けて、攻略のコツ的なものを書いてみようと思います。
前提条件
この記事は、以下を前提として書いています。
- 難易度ルナティック&クラシック
- 引き継ぎなしでスタート
- 支給品アイテムは使わない
支給品アイテムは聖靴・宝杯の2つが強すぎる。詰んだとき用に取っておいても良いかもしれませんが、使わなくても充分に攻略できます。
難易度ルナティックの特徴
ルナティックの特徴(ハードまでとの違い)は主に4つ。
- 敵兵のスキルが追加。(だいたい兵種ごとに)
- 敵の能力が大幅アップ
- 増援が「出現即行動」してくる(一部除く)
- 獲得EXPが減少
①スキル追加
ふつうの敵兵に、剣殺し+・蛇毒・すり抜け.……など各種スキルが追加されています。
剣術Lv.・槍術Lvといった技能系スキルも強化されており、敵の命中/回避/必殺回避も高め。
特に回避がキツいので、敵兵種によっては連携なしだとなかなか攻撃が当たらなかったりもします。
②敵能力が大幅UP
例えば、紅花EP18アネットの能力合計はノーマルから順に「154→190→261」。いかにルナティックで超強化されているかが分かります。
敵が超強化される一方、味方ユニットは特に強化されません。なのでその分だけ難易度が高い。
ルナティックだと「敵の攻撃を1発喰らう→死亡」も珍しくありません。1発耐えたとしても、引継ぎなしならだいたい追撃が発生するので、やはり即死となります。
③増援が即行動してくる
増援が出現してすぐに行動してきます。これがいちばんヤバい。
低耐久のユニットが増援に即殺されてしまうため、「増援が出てくる場所・タイミングを事前に知っておく」必要があります。
ルナティック初見だと、何回かリセットしながら攻略することになるでしょう。これは仕方ない。
④獲得EXP量が少ない
味方ユニットのLvが上がりにくくなっています。
もちろん、敵将クラスのユニットやLv差が離れているとEXP量は増えますが、それでもハードの比ではありません。
まとめると
・「Lvをひたすら上げ、脳筋プレイで突破」はキツい
→技能/スキル/騎士団などを最大限活用して戦う必要がある
→スキルや騎士団をどう回収していくのか、誰を育てるのか……など、計画的な育成が求められる
→毎週末のアクション(散策or講習or出撃)や、個別指導の割り振りも考えないといけない
→すなわち、全要素が攻略に直結。
各ユニットの大まかな性能や、「この兵種ではこのスキルが取得できる」っていうのを理解していないとルナ攻略は難しいかと。
全ルートをノーマルorハードで遊んでからルナティックに挑むのがおすすめ。
”なしルナ”における指導レベル
指導レベルは超重要。これを上げておくことで散策・個別指導がグッと楽になります。
・指導Lvをいつまでに、どの程度上げておけば良いのか?
という問いについて、個人的考えを書いておきます。
- 指導C:副官が解禁。兵種EXP/技能EXP稼ぎの効率UPに繋がるので、早めに到達させましょう。EP4-5くらい。
- 指導C+:出撃数が2回に。各キャラのレベル上げ・兵種EXP稼ぎ・金策が楽になるので、C+までは爆速で上げたい。EP6-7くらいが目安。
- 指導B・A:副官が2枠・3枠に。兵種マスターをたくさん狙っていくなら副官は早めに拡張させるべき。指導Bは第一部のうちに到達できるでしょう。
- 指導A+:出撃数が3回になりますが…必須ではありません。指導Aで副官3つ使えればクリアするには充分。紅花だとA+到達は急がないと難しい。
C+到達までは「ひたすら散策」していきたいところですが、随所で出撃を挟まないとキツくなったりもします。この辺りの選択がルナ序盤の醍醐味でもあるのでは?
なお、個別指導のあとに生徒が出してくる三択質問は必ず仕留めましょう。指導EXPを大量に取得できます。
”なしルナ”における敵ユニット性能
自軍の育て方について見ていく前に、まずはルナティックにおける敵兵の紹介を。
中級職
・傭兵
→「斧殺し+」持ち。”殺し+”系のスキルは命中回避が+30。
斧兵で相手をしにくいという特徴があるものの、回避が盗賊ほど高くないのでまだマシ。
・盗賊
→「すり抜け」持ち。序盤からかなり厄介な兵種。
魔道士や弓兵などの低耐久キャラは、盗賊の攻撃範囲から逃げるように動かないと危ない。
回避がやたらと高く、特にEP2の盗賊はめんどくさい。
・アーマーナイト
→「金剛の一撃」持ち。
相変わらず魔法に弱いほか、重装特効で簡単に倒せる。アーマーキラーと斧殺しの相性が良いのも大きい。
・ソシアルナイト
→「剣殺し+」持ち。
主人公のメイン武器が剣だけだとかなり苦しくなる。できれば格闘も鍛えたい。
攻撃力が高く、複数体で遠くから突っ込まれると対処が難しい。
・ブリガンド
→「槍殺し+」持ち。
斧兵は、「斧殺し」付きの剣士をぶつければ安全に釣れる。
・拳闘士
→「魔殺し」持ち。攻速高め。
命中低めの魔道士だと苦戦しがち。「魔法剣」「氷槍」あたりなら当てやすい。
・アーチャー
→「蛇毒」持ちの強敵。
特に序盤は対処に困るはず。
・メイジ
→「魔力+2」持ち。ファイアー装備であることが多く、攻速高め。
・ダークメイジ
→「力封じ」持ち。耐久と攻速がともに高めで倒しにくい。
・プリースト
→「回復」持ち。攻撃性能は低く、さほど脅威ではない。リブロー使いが増えている。
・ペガサスナイト
→「剣殺し+」「重さ-3」持ち。かなり強く、性能的には上級職レベル。
パワー・速さ・防御面と全てにおいて隙がない。高威力の弓で一気に倒せれば楽になる。
上級職
・勇者
→「斧殺し+」に加え、「待ち伏せ」「攻め立て」持ち。
HP50%以下で後者2つが発動し、射程1で仕掛けるのが危険となる。
速さも高く、追撃ラインを避けるのは正直難しい。
・ソードマスター
→「斧殺し+」に加え、「切り返し」持ち。(速さが高すぎるので、切り返しはあまり意味がない気がする)
高防御のキャラで誘い出すと対処しやすい。
・アサシン
→「すり抜け」「毒」持ち。
速さがトップクラスに高く、追撃阻止はまず不可能。こっちの攻撃もなかなか当たらない。
盗賊と同じく、低耐久ユニットは常に注意が必要。
・フォートレス
→「金剛の一撃」「守備の覚醒」持ち。やはり魔法に弱い。アーマーキラーx2だと倒しきれなかったりする。
・パラディン
→「剣殺し+」「重さ-3」持ち。
攻撃・攻速・防御・耐魔のすべてが”そこそこ高い”強敵。開けた戦場ではかなりの脅威になり得る。騎馬特効が欲しい、特にリシテアのダークスパイクΤ。
・ドラゴンナイト
→「剣殺し+」「重さ-3」持ち。
斧殺しを付けた剣士で釣ればOK。ペガサス系・ドラゴン系に対しては弓兵もうまく使っていきたい。
・ウォーリアー
→「槍殺し+」「怒り」持ち。
ブリガンドと同じく、高回避の剣士で釣ればOK。重装兵で受けるのはさすがに厳しい。
・スナイパー
→「蛇毒」「待ち伏せ」持ち。
HP半分以下だと射程2以上で仕掛けるのは危ない。トドメの攻撃は射程1で行うように調整するのがベスト。
・グラップラー
→「魔殺し」「速さの覚醒」持ち。
速さが高いことに加え、魔法の命中も安定しないため倒しにくい。上級職の中では手強い部類に入るかと。
・ウォーロック
→「魔力+2」「守備封じ」持ち。
スキルは大したことないが、攻撃・攻速が結構高め(ライナロック装備が多い印象)。
ハンターボレーや格闘兵で潰すと楽。
・ダークビショップ
→「魔力+2」「力封じ」持ち。
初期装備はバンシーΘ(射程1-2)であることが殆どなので、射程3以上で一気に倒せばOK。サイレス使いがいると楽。
・ビショップ
→「回復」「祈り」持ち。
祈りの確率は決して高くないものの、”発動しないこと”に期待していると痛い目を見る。
発動されても問題ないような立ち回りが必要。
最上級職
・ファルコンナイト
「剣殺し+」「重さ-3」持ち。
攻速&回避だけでなく、すべての能力値が高めの強敵。連携込みでもなかなか攻撃が当たらない。
・ドラゴンマスター
「槍殺し+」「重さ-3」持ち。
ファルコンナイトと比べて速さが少し低く、耐魔も弱いのでまだ楽。登場機会はファルコンほど多くない。
・エピタフ
「魔力封じ」持ち。
攻撃・耐久がどちらも高く、特に青獅子ルナ終盤のエピタフは厄介。
サイレスをかけても剣が残っているため、対処に困るユニット。
・グレートナイト
「守備の覚醒」持ち。やはり魔法で楽に倒せる。
・ボウナイト
「蛇毒」持ち。「待ち伏せ」がない分スナイパーよりは楽ともいえる。
しかし射程2-4は低耐久ユニットにとって脅威であり、回避が弱いと最大射程でもリスクがあるので注意。
・ダークナイト
「黒魔法射程+1」持ち。しかし闇魔法装備であることも多い。
魔力があまり高くないので魔道士で釣り出せばOK。耐久面がそこそこ高い。
・ホーリーナイト
「魔防の覚醒」持ち。
オーラの必殺率が危険。使用回数は少ないものの、使い切らせている余裕もない。
耐魔が高いため、リシテアのダークスパイクΤですら耐えてくることも。
・グレモリィ
「魔力の覚醒」持ち。マップによっては「命中+20」だけ、「理学Lv.5」だけの場合も。
魔力が高すぎるので、フレン等でも釣り出すのは難しい。
ハンターボレーで一気に倒してしまうのが定石。
・ウォーマスター
「魔殺し」持ちだが、斧装備だと意味がない。破壊力が凄まじいので、防御よりも回避で対処すべき。
”なしルナ”におけるユニット編成
「どういうユニットを揃えていけば楽にクリアできるか」等について。
軍編成
風花雪月の魅力は「かなり自由に軍編成できる」ことですが、↓要素を持つユニットをまずは揃えておきましょう。
それ以外は各ユニットの適正に合わせて育てていけばOK。
・飛行兵(高回避)
→ペトラ・イングリットが有力候補ですが、「飛行ふつう」のユニットでも強いです。飛行A+で「警戒姿勢+」を習得させ、回避役として頑張ってもらう。
・回復役
→最低1体は育てておくこと。候補はフレン・メルセデス・マリアンヌ・リンハルト。
・魔法アタッカー
→リシテアとコンスタンツェが特に優秀。魔法射程を伸ばしましょう。
・スナイパー
→ハンターボレー役。弓得意のユニットを鍛えていけばOKです。
・フォートレスorグレートナイト
→飛行兵は「飛行A+」になるまで回避が微妙なので、たまに重装兵にも頑張ってもらいます。パラディンやファルコンを安定して釣り出せるのが強み。
ユニット選出
ルナティックはLvを上げにくく敵能力値のインフレが異常なので、「ユニット性能」をより重視しないといけません。
風花雪月のプレイアブルキャラは全員「育てればそこそこ戦え」ますが、どうしてもユニット格差はあります。
特に拘りがないのであれば、強ユニットを優先して育てていった方が良いでしょう。
主人公の性別
どちらかといえば女性(ベレス)の方が恩恵は多いです。
- ペガサス・ファルコンになれる
- シルヴァンを即スカウトできる
とはいえ、男性(ベレト)でも問題はありません。特に難易度は変わらず。
生徒のスカウト
他学級の生徒をスカウトする場合、
- 主人公の技能Lv・能力値
- スカウトしたい生徒との支援度
が基準となっています。
主人公にとってミスマッチな技能が対象項目だと、「スカウト難度高め」であるといえます。
ミスマッチの基準は育成方針によりけりですが、理学・重装・馬術あたりが個人的に「ミスマッチかな」と思います。ペガサス育成しないなら槍も入るでしょう。
これを考慮した上で「特にスカウトすべきユニット」をいくつか羅列します。(フリースカウトのキャラは除外)
灰狼生や教団ユニット(フリースカウト)もいるので、ひとまず↑の4人を確保しておけば大丈夫です。
スカウト完了するまでは、理学/弓術/飛行/信仰を教員研修で上げていきましょう。食事等での支援度UPも忘れずに。
「どのルートで誰を呼んでくればいいのか?」については、下記記事が参考になるかと思います(超主観での評価ですが)。
”なしルナ”での育成
ユニット育成全般について書きます。
兵種選びについて
・初級職
→技能に合ったものを選べばOK。兵種マスターはなるべくしときましょう。修道士の「引き寄せ」、兵士の「引き戻し」は再移動と併せて使うと強いです。
・中級職
→傭兵/ソシアルナイト/拳闘士あたりは優先度低め。
強いのは、盗賊/アーチャー/ブリガンド/メイジ/ペガサスナイト。闇魔法パスがあるならダークメイジも。
兵種自体が強いというより、兵種マスターのスキルが便利。
特に優秀なのはアーチャー。弓射程+1はやっぱり強い。
・上級職
→勇者とウォーリアーは微妙。
剣士ならソードマスターorアサシン、斧兵ならドラゴンナイトorフォートレスがおすすめ。
斧兵の多くは男性ユニットなので最上級でウォーマスターにするのはアリです。その場合、上級職時点ではグラップラーにするとGood。
必須なのはスナイパーとビショップ、そしてフォートレス。
スナイパーはルナティックで大活躍するため、専用の弓兵を用意しておきましょう。
・特級職
→トリックスターはユーリスに任せればOKです。
バトルモンクはそれほど優秀ではないものの、「格闘回避+20」が主人公に有益。
魔道士ユニットならダークペガサス/ヴァルキュリアが候補に入りますが、ウォーロック/ビショップで充分なことが多いでしょう。ヴァルキュリアの「慧眼の一撃」はかなり強い。
・最上級職
→ファルコン/ドラマス/グレートナイト/グレモリィ/ウォーマスターが特に優秀。
ボウナイトは長射程の命中が安定しませんが……要は、命中さえ補えば強兵種ってことです。
技能傾向に合った兵種があるなら最上級合格させ、特にないなら上級職のままでOK。
・その他兵種
→踊り子については、こちらの記事を参照。
主人公などが持つ専用兵種は、それをメインに育てていけばだいたいOKです。
騎士団
第一部外伝をいかに消化するかがポイントになってきます。
外伝騎士団はギルドのものと比べ優秀なものが多く、たくさん獲得するほど攻略に幅が出ます。
各生徒の個別指導についても、指揮Lvには気を配りましょう。指揮B到達させればそれだけでユニット運用しやすくなる。