「ペトラ・イングリット・レオニー」のユニット性能を比較してみる

こんにちは、Spica(@spicaundrei)です。
Peingで質問箱もやってます。

各学級のスピードユニット枠、ペトライングリットレオニーで性能比較します。

(各学級の名簿順でもっとも最後に来るキャラ、という微かな共通点もあったりします)

個人スキル

  • ペトラ:狩りの掟(敵HPが50%以下のとき、必殺+20)
  • イングリット:女騎士(計略の威力+3、計略の命中+5)
  • レオニー:負けず嫌い(男性の味方と隣接時、与・被ダメージ±2)

「女騎士」は地味だけど汎用性が高い。地味すぎて存在を忘れるレベルですが、イングリットの良性能に貢献してるのは確か。

「狩りの掟」は状況が限られます。これ目当てで行動したとしても、必殺をちゃんと発動してくれるかは運次第なので活用しにくい。

「負けず嫌い」はそれなりに便利。与ダメージUP手段を持っていることは強みです。主人公が男性なら尚のこと有用に働くでしょう。

紋章の有無

イングリットがダフネルの小紋章(戦技発動時たまに威力上昇)持ち。

こちらも汎用性が高く、”紋章を持ってる”というだけでユニットとしての価値は上がります。遺産を副作用なしで使えるため。(雷霆あたりはイングリットでも活用の余地がある)

ダフネル遺産のルーンは威力・命中ともに優秀で、戦技「震炎」の「速さに応じて威力UP」もイングリットによく合う。

技能面

  • ペトラ:剣↑/斧↑/弓↑/飛行↑・理学↓/信仰↓
  • イングリット:剣↑/槍↑/馬術↑/飛行↑
  • レオニー:槍↑/弓↑/馬術↑

苦手なしのイングリット・レオニーが勝っているようにも見えますが、ペトラは「斧/弓↑なので鬼神の一撃・命中+20を習得しやすい」という強みを持っています。理学信仰↓という欠点は無視できるレベル。

ペトラを飛行で本格育成するなら、命中+20・鬼神の一撃・飛燕の一撃はすべて取っておきたいところ。

イングリットにブリガンド・アーチャーを経験させるとなると、技能Lv上げがちょっと大変。馬術の「技+4」はそれなりに役立ちます。

レオニーは飛行↑を持っていませんが、飛行育成ができないわけでもない。いちばんの強みはボウナイトに合格しやすいことですね。

3人とも「技能に関しては優秀」とみてOKです。

能力面での弱点

<ペトラ>

  • 魔防が悲惨。防御も優秀とはいえない。
  • 魅力が弱い。踊り子クエストの白鷺杯で優勝できないこともある(実体験です)。
  • ルナティックでは「命中+20」がないとドラゴンでの斧性能が安定しない。(命中UPのスマッシュで撃破できればいいが、倒しきれない場合の反撃が怖い)

<イングリット>

  • ペガサス系に特化させると力・守備が伸び悩みやすい。
  • ルナティックでは命中とパワーに悩みがち。

<レオニー>

  • 魔防が弱い。
  • 飛行↑ではない。

3人ともルナティックだと鬼神の一撃・命中+20の必要性が大きくなります。

ペトラは「低魅力」がキツく、肝心なときに計略に頼れなかったり。

物理戦闘においてはレオニーがパワー・命中・速さ安定でかなり強めな印象です。

外伝の比較

・ペトラ
→ベルナデッタがいれば第二部で「異境の空と地と」に出撃可能。
クリア報酬の騎士団はどちらも強いです。

・イングリット
→第一部で「王国貴族結婚余聞」に出撃可能。
イングリットを自学級であればガラテア天馬隊&ルーンを獲得。ドロテアは必須ではありません。
難易度は低めですが、少しめんどくさいマップ。ガラテア天馬隊は飛行兵のみならず、歩兵強化にもうってつけ。ぜひ獲得しておきたい騎士団の1つです。

・レオニー
→第二部でリンハルトがいれば「湖水の伝説」に出撃可能。
クリア報酬はヘヴリング祈祷兵・サウィン村自警団・尽きざるもの。
サウィン村自警団は指揮Cの中では優秀ですが、必須級とまではいえません。ヘヴリング兵もちょい微妙。
外伝自体も難易度は高めなので、めんどくさいならクリアしなくてもOKでしょう。

スカウト面

  • ペトラ:技・馬術
  • イングリット:技・飛行
  • レオニー:力・槍術

主人公が馬術・飛行を1から鍛えていくには、教員研修を使うほかありません。

馬術は主人公にとって”活用しにくい技能”の1つで、つまりミスマッチ。飛行は辛抱強く鍛えれば「警戒姿勢」に繋がり、こっちは役立つ。

ペトラをスカウトしたことはあまり無いのですが、支援C+馬術Dでも成功しなかった記憶があります。(イングリットは支援C+飛行Dで毎回成功)

槍術はとりあえず槍を持たせて戦えば技能EXP稼ぎができるので、馬術&飛行よりは上げやすい。

ゆえに個人的イメージだと「イングリットは簡単、ペトラは難しめ、レオニーは中くらい」。

イングリットは自学級に入れさえすればすぐ外伝へ挑めるので、そういう意味でもスカウトする動機が強い。初期ペガサスナイトってのも大きいですね。

ルートごとでの採用

<黒鷲>
ペトラが初期メンバーでいるなら育成しない理由はありません。紅花・銀雪問わず戦力として優秀です。
イングリットは黒鷲生との支援相性が良くないですが、↑の通り「外伝報酬強い・スカウトしやすい・そもそも高性能」なので呼んでおいた方が攻略は楽。
レオニーは戦力として見ても強いほか、紅花EP13でモブ同盟将に変えておけば倒しやすくなるというメリットがあります(サウィン村自警団の「毒矢」が消える)。

<青獅子>
イングリットはもちろん育成します。
「ペトラをスカウトするべきか?」についてですが、ベルナデッタも併せて育成するのならアリでしょう(ベルは優秀)
とはいえ、単に「斧/弓/飛行↑」のユニットを求めるのならツィリルも選択肢に入ってきます。ツィリルはペトラほど速さが上がらないものの、近距離連射を序盤から使え、スカウト条件が無いに等しいので先生の育成に余計なリソースを割かずに済む。
青獅子は騎馬適正の高いユニットが多めですが、そんな中でもレオニーは活躍できます。ボウナイトでの強さはやはり素晴らしい。

<金鹿>
レオニーはぜひ育成。
ペトラはクロードと支援を組めるのですが、金鹿にペトラが必要か?というと微妙。
ツィリルが生き生きするルートでもあるので、ペトラ採用の意義は薄めです。
一方、イングリットはそもそもスカウトによる利点が多く、金鹿男子3人と支援があるので相性が良い。

まとめると「自学級にいるなら必ず育てよう。他学級ならとりあえずイングリットは呼んでおこう」です。

まとめ

総合力でいえばイングリットが上です。鬼神・命中+20に関しても、ちょっと手間をかければ習得できてしまうので大きな欠点とはなりません。

敵軍ペトラは盗賊・アサシンで出てきますが、飛行兵にした方が強いです。イングリットほどファルコンに合格しやすくないものの、ドラマスを狙えるので強い。

レオニーは「スピードを備えたパラディンorボウナイト」として活躍させやすいのがポイント。イングリット同様に苦手技能を持たず、鬼神習得も困りません。

3人ともそれぞれの学級においては重要なスピード兵であり、しっかり育成しておけば攻略が楽になることでしょう。

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