こんにちは、Spica(@spicaundrei)です。
Peingで質問箱もやってます。
アネットのユニット性能・育成法について書きます。
アネットのユニット性能
- 個人スキル「頑張り屋」:応援コマンドによって味方の力+4(1ターン)。
- ドミニクの小紋章:魔法攻撃時、まれに回数消費なし。
- 得意:斧術/理学/指揮
- 苦手:弓術/重装
- スカウト条件:魔力/信仰
・アネット
応援+エクスカリバーが強みの魔道士。力・速さ・魔防の応援が使用可能で、主力ユニットが強敵に挑む際の助けになる。ヴァルキュリア追加は彼女にとって追い風であり、攻撃に参加しやすくなった。斧術は高難度だと活用が難しい。
#FE風花雪月 #NintendoSwitch pic.twitter.com/L5945MCRgd— Spica@風花雪月廃人 (@spicaundrei) April 6, 2020
長所
①3種の応援スキル
力/速さ/魔防の応援を全て使えるのはアネットのみ。特に役立つのが力・速さで、ルナティックで頼りになります。
応援スキルは移動力の低いウォーロックと相性が悪そうにも見えますが、特級職2種を採用すればこの弱点は解消。
とはいえ、仮にウォーロックのままであったとしても応援スキルが優秀なのは変わりません。
②指揮↑・魅力もそれなり
指揮↑の魔道士という点ではリシテアやコンスタンツェと同じ。高難度プレイであるほど指揮↑の恩恵は大きく、早い段階でティモテ魔人部隊などの強力騎士団を採用できます。
指揮EXP稼ぎは戦闘だけに留めておいても(=個別指導&自習を理学特化)、気がつけば指揮Bくらいに到達していることが多いです。
③それなりの攻撃性能
リシテア等と比べれば劣りますが、魔力も割と伸びてくれるため攻撃力は出ます。
アネットが習得する黒魔法は風系が中心であり、軽量・高命中・高必殺なので使いやすい。
魔神の一撃+黒魔法の達人+騎士団補正を併せれば火力で困ることはないでしょう。
短所
①斧術・力の利用価値
魔道士ユニットの中では力が伸びやすい部類に入ります。(さすがに力<魔力ではあるが)
しかし物理での戦闘力は守備・速さを考えればお世辞にも優秀とはいえず、難易度ハードでさえ攻撃力で悩みます。結局ボルトアクスや雷斧といった魔法攻撃がメインになり、「それなら魔道士で良いのでは?」という結論に。
錬成ボルトアクスは射程1-3なので使いやすい部類に入りますが、斧術Lvを鍛えるのはそこそこ手間がかかり、理学特化させた方が育成は楽です。引継ぎありプレイならこの限りではありません。
②射程3魔法を覚えない
習得する魔法は全て射程1-2で、トロンなど高射程の魔法を覚えません。杖とスキルで魔法射程を伸ばさないと戦いにくいのは否めない。
魔法射程を補うためには理学Sで「黒魔法射程+1」を習得させる、テュルソス/カドゥケウスの杖を持たせる、ヴァルキュリアにCCさせる、といった工夫が要ります。
③白魔法の不遇っぷり
サイレス・レスト・ワープ・レスキュー・リブロー…と補助系の白魔法は本作にたくさんありますが、アネットは1つも覚えません。
習得するのはライブ・リカバー・リザイア・アプラクサス。アプラクサスは攻撃力こそ高めですが、エクスカリバーを使えば済む話。
信仰Lvを鍛えるメリットが薄い分、アネットは「グレモリィを狙いにくいユニット」ともいえるでしょう。信仰を鍛える暇があるのなら理学特化して早めに黒魔法射程+1をとるべき。
理学Sに達したから信仰へ注力してもOK……というわけでもなく、S+まで伸ばせば黒魔法の達人を習得できるので、理学特化し続けるメリットの方が大きいです。(S+までいったらさすがに他技能を鍛えますが)
アネット育成
以上を踏まえ、アネットの育成について。
メイン武器
黒魔法オンリーで問題ありません。
バトルシスターの遠当て(射程1-2,格闘,魔法攻撃)を扱いやすいというメリットはありますが、攻撃性能としては黒魔法で充分。
おすすめ経験兵種
・修道士
・メイジ
・ウォーロック/ヴァルキュリア/ダークペガサス
・(踊り子)
・(グレモリィ)
メイジで魔神の一撃を習得しつつ、理学特化で育てましょう。基本的にはずっとウォーロックでOK。
ヴァルキュリアだと魔法射程を伸ばせる一方、速さと使用回数がダウン。平地メインのマップなら動きやすいのでおすすめです。
ダークペガサスの強みは移動力。応援スキル積極的に使っていくのであれば、味方の隣に移動しやすいダークペガサスはなかなか便利です。
騎士団
<鍛えたい能力>
- 魔攻/命中
- 必殺
- (耐魔)
総合的に最も優れているのはティモテ魔人部隊(指揮B,ハピ外伝)。
アネットはウインドなどの風系がメインに覚え、技も伸びやすいため必殺率が高めです。
騎士団を活用することでより必殺を出しやすくなる。
ルート別考察
・蒼月
第二部は平地マップが多く、ヴァルキュリアでの活躍を期待できる。長射程の魔法を持たないため、理学特化で「黒魔法射程+1」を早めに習得したい。
外伝クリアで英雄の遺産「打ち砕くもの」を獲得できるが、斧はあまり使わないかも。
純粋な魔法アタッカーとしてはコンスタンツェ等に劣るものの、応援による主人公・ディミトリ・イングリットなどの主力サポート担当としては強い。
・紅花/銀雪
魔道士を追加するならリシテアでいいじゃん、というのが正直なところ。パラディンや死神騎士等を狩りやすいのも強み。
ドロテアが紋章無しで少し使いにくいので、彼女と入れ替える形であれば採用もアリ。力/速さの応援はやはり役立つ。しかしドロテアも魅力の応援・メティオ・支援面といった強みを持っているので、下位互換ではない。
・翠風
クロードと支援を組めるが、飛行クロードの副官で使うならアネットがダークペガサスになるしかない。
リシテア+コンスタンツェ+フレンの間に魔法兵として入っていくのは厳しいものの、力/速さの応援を使えるだけでも採用の価値はある。
育成例
①ヴァルキュリア
ヴァルキュリアのメリットは魔法射程が伸びること。平地が多いマップならダークペガサスよりも便利だったりします。
ウォーロックほど魔法回数が多くありませんが、応援スキルor計略で行動終了することも多いので、さほど気になりません。
馬術EXP稼ぎが大変なのがネック。ソシアルナイト/パラディンを経験させるのは苦行なので、馬術は個別指導or自習で補いたいところです。
②踊り子
踊り子。「特別な踊り」と応援スキルを揃えることにより、主力ユニットに対するサポート力はかなりのものになります。
力・速さ・魔防を上げたいなら応援。事故防止で必殺回避を補うなら特別な踊り。もちろん普通に再行動狙いでもOK。
踊り子の移動力と応援スキルもうまく噛み合っています。踊り子ならではの高魅力も嬉しい。
攻撃に参加しやすくするならカドゥケウスの杖を持たせても良いですが、サンダーソード+で射程1-3をカバーさせる程度でもOK。
注意点として、アネットに踊り子資格を与えた場合は「剣回避+20」の活用が難しくなります。剣術Lv.5+回避の指輪+騎士団+警戒姿勢…と併せれば回避値は伸ばせますが、それならアネット以上に向いているユニットがいるので。
踊り子資格は貴重ですから、剣術↑のユニットと相談して踊り子を選びましょう。
③バトルシスター
バトルシスター。移動6で応援を使えるのは踊り子と同じですが、こっちの方が戦闘性能は上です。
鬼神と魔神を装備させ、物or魔の格闘で殴り倒すのが基本戦術。しかし高難度プレイだと反撃で即死したりもするので、相手は選ぶべき(オーラナックルx2で倒しきれない敵はNG)。
魔法攻撃戦技「遠当て」と良相性ですが、魔法性能自体はウォーロックの方が上です。物理でもある程度戦えるのがバトルシスターの強み。
とはいえ育成の大変さと活躍っぷりがちょっと噛み合っていないように感じました。あくまでも最適なのは魔道士特化育成であり、バトルシスター等は趣味の域を出ないだろう……というのが個人的意見です。