紅花の章のあれこれを考察する

こんにちは、Spica(@spicaundrei)です。
Peingで質問箱もやってます。

FE風花雪月・紅花の章における疑問点を色々と考察してみようという記事です。

以下、主な内容。

<内容>
・なぜ紅花ルートだけ推奨Lvが高い?(特にEP12)+ルート全体の難易度について
・紅花の章がEP18で終わってしまう理由
・イエリッツァの支援ユニット選出について:マヌエラ先生はいないの?
・敵兵ギルベルトの所属先
・クロードの命乞いイベントはなぜ導入されたのか(次節のセテス&フレンにも関連)
・未スカウトでのマリアンヌ&ラファエルは何をしていたのか

紅花EP12での推奨Lv

風花雪月の各課題・進軍マップには推奨Lvというものが設定されており、EPを経るごとに(基本的に)2ずつ増えていきます。EP10封じられた森がLv19→EP11の聖墓がLv21、というように。

であれば、第一部最終戦のEP12ガルグ=マクはLv23……となるはずですが、これがvs教団マップ(いわゆる帝国ルート)の場合は推奨Lv25に設定されています。

最終週に至るまでの過程で何らかの戦闘マップが差し込まれているわけでもありません。

むしろ紅花ルートでは3月中に散策等の活動を一切行うことができず、他3ルートと比べ自軍のレベル事情がハードになっています。

「自由行動ができる3ルートはLv23・行動が制限されている紅花ではLv25」という、この現象はなぜ生まれたのでしょうか?

第二部以降の推奨Lv

第二部に目を向けてみても、この推奨Lv事情は変わっていません。

銀雪/蒼月/翠風ルートはEP13追討戦が推奨Lv25でスタートし、2つ先のEP15アリルはLv29・同じくEP17グロンダーズLv33……というように、「EP12:推奨Lv23」から数えて順当に2ずつ上がっています。

そして紅花ルートも、EP12ガルグ=マクLv25→EP13ミルディンLv27→EP14デアドラLv29……となっており、やはりEP12の推奨Lvを前提に2ずつ上がっています。

「EP12vs教団マップのLv設定は間違いでした」であれば修正されるはずなので、これは間違いではないようです。紅花ルートの推奨Lvを意図的に一段階高く設定していることになります。

(まぁ仮に間違いだったとしても、「直すの面倒くさいから良いや」とスルーされている可能性もありそうですが……)

特に、EP12の敵将レアはユニット性能で頭一つ抜けており(ルナで能力合計240超え、スキルも極悪)、vs帝国マップでの敵将エーデルガルトが雑魚に映るほどです。

「全く異なるルート」だからこそ難しくした?

風花雪月は4ルート構成となっていますが、「紅花の章とそれ以外」でシナリオの特質が大きく異なります。

ルート分岐に選択肢を要求したり(そもそも支援フラグを立てていないと選択肢発生せず)、加入不可ユニットが多かったりと、その存在感は際立っているといえます。

そういったイレギュラールートだからこそ、

・推奨Lvを高めにした
・EP11でヒューベルトを「不在中」にした
→なんとEP12で強制出撃
・EP11聖墓ではエル+ヒューが出撃できない
・フレンの突然すぎる離脱(※踊り子持ち逃げの恐れも)、事前の警告ナシ
・EP12拠点で出来るのは武具・騎士団の管理や支援会話更新くらい(フリー出撃等不可)
・EP12以降の進軍マップも他3ルートよりは難しい(ルナ蒼月終盤は別)

という仕様にしたのかもしれません。

イエリッツァが参戦してくれるようになってだいぶ緩和されましたが、彼の存在を含めてもまだ紅花ルートの方が難しい印象を受けます。

特に、EP12の敵将レアはユニット性能で頭一つ抜けており(ルナで能力合計240超え、スキルも極悪)、vs帝国マップでの敵将エーデルガルトが雑魚に映るほどです。

紅花の章はなぜ短い?

「他3ルートがEP21,22までやってるんだから、紅花の章も20〜22くらいはあって欲しかった」と感じたプレイヤーも多いのではないでしょうか。

多分、やろうと思えばできたと思うのです。

シナリオ展開に多少の違和感を覚えたとしても(それは今に始まったことじゃない)、第二部開幕のEP13に賊討伐を差し込んでみたり、同盟領・王国領それぞれの攻略に1マップ追加してみたり。”闇に蠢く者”絡みの戦闘マップがあっても面白いでしょう。

↑のケースでいえばEP数は21-22となり、他ルートと遜色ないボリュームになります。

「EP数が少ない点について、ユーザーは違和感を覚えるだろう」と開発が気づいていなかったとは思えません。

その指摘はもっともだけれど、開発スケジュールとか諸々の都合でボリュームUPを断念したのではないでしょうか。

イエリッツァの支援ユニット

当初、イエリッツァの支援相手は主人公とメルセデスだけでした。

数ヶ月後の煤闇アップデートでコンスタンツェが追加。彼女はまぁ分かるとして、ベルナデッタがしれっと追加されているのには驚いたものです。

紅花の章で扱えるユニットのうち「イエリッツァと関わりのありそうな人物」でいえば、マヌエラ先生が挙げられます。

彼女はEP6のフレン失踪事件で死神に負傷させられており、因縁はなかなかのものでしょう。

しかしマヌエラ&イエリッツァの直接の絡みは全くと言っていいほど無く、第二部拠点でのマヌエラが「死神が謝ってきた」と語るのみに留まります。

ベルナデッタが選ばれたのは何故か

正直、ベルナデッタよりもマヌエラ先生の方が支援ユニットとして相応しい……と個人的に思っているのですが、なぜマヌエラ先生は選ばれなかったのでしょうか。

メタ的な観点で推測をするのなら、

・ユーリスとの支援会話(←煤闇アップデートでの追加要素)で登場が決まっているベルナデッタ。
・ついでにイエリッツァとの支援会話にも登場させれば、追加キャラの手間が省ける。

……となります。(私の勝手な推測です)

なお、煤闇コンテンツ用の会話収録は本編と別タイミングで行われたのではないか?と考えています。

これはイングリット⇆ユーリスの支援会話を聞いて思ったのですが、イングリットの声(CV:石見舞菜香さん)が本編のものと微妙に違う印象を受けました。

石見さんの声であることは間違いないけれど、何か本編のイングリットと違う。支援Cでの第一声から「ん?」と感じました。

本編と同時期に収録したのであれば同じような演技になると思われるので……悪い言い方をすれば、石見さんが本編イングリットの演技を忘れてしまっていた。

このことから「追加コンテンツ収録は本編と時期が空いている」と考察した次第です。

蒼月の章のアレと関連しますが、戦闘会話がしっかり入っている(敵ユニットであるアネット及びフェリクス、そして自軍側のメーチェやシルヴァンなど)にも関わらず没データに。

ボイス収録はゲーム開発の割と早いタイミングで行われているのだろうな〜と思います。(終盤に収録したのならそもそも没データにするだろうか?)

となると、追加コンテンツ収録でマヌエラ先生を召喚するよりも、既に出番が確定のベルナデッタ(ユーリスとの関わり度でいえば全キャラ中トップクラス)に任せてしまえば手間が省けてラッキー!となります。

敵兵ギルベルトの所属先

紅花ルートでギルベルトは2回登場しますが、どちらも「セイロス聖協会」所属となっています。

1回目のEP12はまだ大修道院に残っているタイミングなのでまぁ分かりますが、EP18のフェルディア最終決戦でも所属は聖教会のままです。

戦闘中のギルベルトは「王家の血筋を託された」「私は陛下の騎士」という旨の発言をしており、これならファーガス所属が相応しい気がするのですが……どうでしょう。

ただ単に「EP12から変更するのが面倒だった」という説もありそうですが、例えば第二部序盤のアッシュはしっかり「旧ファーガス勢力」と所属を変えているので、ギルベルトの所属先も変更して良かったんじゃない?と思います。

クロードの命乞いイベントは何のために?

イベント鑑賞でEP14デアドラのシーンを見るとクロードがお別れを言いに来てる(←命乞い成功)のですが、実際のプレイでは「殺す」という選択も可能です。

それに主人公やエーデルガルトでクロードと交戦をしなかった場合はそもそも命乞い選択肢が出現せず、この時点でクロードの死が確定します。

このめんどくさいシステムはなぜ生まれたのでしょうか。以降のシナリオには特に影響がありません。

別に主人公+エルで交戦しなかったからといって命乞い選択肢は出してもいいと思いますし(特に違和感はない)、選択肢無しの「確定でクロード生存」としても文句はないでしょう。

クロードとの共闘もあり得た?

クロードを「見逃す」「殺す」の選択肢は、敵兵リシテア・アッシュ・ローレンツへの説得イベントに近いものがあります。

アッシュとローレンツは第一部でのスカウトが必須ですが、同マップのリシテアに限り未スカウトでも説得可能。

先ほど触れた紅花の章への分岐も含めると、これらの選択肢は「どちらを選ぶかでシナリオor自軍状況が変化する」という共通点があります。

実際にローレンツ達をその後の戦いで使うかは別として(育成機会で遅れを取っているため)、自軍ユニットが1体増えるのはまぁ良いことでしょう。

しかしクロードの命乞いイベントは、正直どっちでも良いわけです。後味が少し悪くなるくらいで、何事もなかったかのように次の節へと進んでいきます。

この「どっちでもいい選択」を促すために、わざわざあの命乞い会話を用意させたのでしょうか?個人的にはそれが疑問で、どうも中途半端な感が拭えません。

もしかすると、クロードを見逃すことによって紅花ルートのその後の攻略にメリットが与えられる……みたいな構想があったのかも。

EP15でのセテス&フレン

翌節のセテス・フレンも、クロードと似たようなイベントが用意されています。

主人公で交戦させると専用の戦闘会話が発生し、その場で死ぬことなく落ち延びることになります。(その後のレア&カトリーヌの会話にも影響)

これは「主人公=先生が情を効かせてトドメを刺さなかった」という解釈もできそうですが、別に先生との会話なしで落ち延びルートに入っても良いような気はします。

なお、実際の攻略では先生vsセテス/フレンを演出する余裕がない状況も考えられ(特にフレン)、その場合は2人を仕方なく葬ることになるでしょう。

後のレア&カトリーヌイベントで読まれるセテスの手紙からは「レアの妄執ぶりに困惑している」ことが読み取れ、セテスの心情を知りたいのであれば、2人を生存させた方が良いということになります。

紅花で未登場の生徒たち

風花雪月は「どれか1つの学級を選ぶ」というシステム上、別学級の生徒たちはどうしても影が薄くなりがちです。

級長や従者ポジションの生徒はまだ良いとして、一般ユニットの生徒たちは未スカウトだと空気になるかもしれません。

しかし紅花の章は「王国・同盟・教団すべてと戦う」展開なのでスポットの当たる生徒が多いルートでもあります。特に青獅子生は8人全員が敵兵として登場することから、なかなかの存在感。

スカウトを一切行わなかった場合、紅花ルートで登場しない生徒はマリアンヌ・ラファエルのみです(灰狼除く)。マリアンヌに至っては他3ルートでも敵兵として登場せず、不遇な感が拭えません。

ただマリアンヌは、戦闘とは縁のなさそうなキャラなので、蒼月でグロンダーズ会戦に参加していなかったのも頷けます。紅花ではエドマンド領にずっと留まっていたのでしょう。

問題はラファエルで、紅花EP13ミルディンにてイグナーツが頑張っているのに自身は不在という。どちらかといえばラファエルの方が戦闘に積極的に出てきそうですから、これは意外でした。

ミルディンの増援でアケロンを呼んでくるくらいならそこにラファエルを置いても良かったんじゃない?と思います。

FE風花雪月エーデルガルト
最新情報をチェックしよう!