こんにちは、Spica(@spicaundrei)です。
Peingで質問箱もやってます。
FE風花雪月の兵種を、上級職・最上級職に絞ってランク付けしていきます。
S・A・B・Cの4段階評価です。
S:別格。あまりにも強い
A:超優秀な兵種。積極的に採用したい
B:割と強い兵種。
C:悪くはないが、使いやすいとも言えない兵種
兵種の紹介は「FE風花雪月の兵種まとめ」という記事にもまとめてますが、
今回は上級・最上級に絞ってより詳細なレビューをしたつもりです。
上級職
さっそく上級職から。
勇者:C
スキルは「剣の達人」「待ち伏せ」の2つ。
難易度ハードだと敵の火力が高いので、仮に待ち伏せを発動させても、敵を先に撃破できないと危険に陥りがち。
斧を扱えるが「剣の達人」があるので自然と剣中心になる。勇者になる目的で剣と斧を上げるより、剣に特化してソードマスター化したほうが強いと思う。
斧を使うとしたら、間接攻撃の手斧がメイン。(火力は微妙)
男性専用ユニットではあるが、特筆すべき強さはあまりない。敵軍の勇者に攻撃を仕掛けるとき、待ち伏せの存在を忘れることがしばしばある。
<ルナティック評価:C>
待ち伏せを活用する前に死んでしまうことがほとんど。
弓が苦手とかじゃない限り、アサシンになったほうが強い。移動6で速さにも長ける。
ソードマスター:B
スキルは「剣の達人」と「剣必殺+10」。
理学を鍛えることでエピタフになることもできるが、ソードマスターのほうが力・速さは高い。移動はエピタフが上。
「剣必殺+10」目的でソードマスターのままにするのも大いにアリ。
兵種マスターで得られるのは戦技「流星」で、ダメージを30%にして5連撃。武器消費が激しく、命中もダウン。キルソードや倭刀を持たせて必殺を狙うのが基本的な使い方。
移動5にイライラすることもたまにあるので、とりあえずアサシンも取得しておくことを推奨。
<ルナティック評価:C>
敵の攻速が高すぎるので、剣士の速さをなかなか生かせない。ソードマスター限定というより、剣士兵種全般にいえること。
ノーマル・ハードと同じような活躍を期待するのはちょっと厳しい。
踊り子クエストで「剣回避+20」を得れば、回避役としては使える。
アサシン:A
ソードマスターよりも移動が高い。
盗賊系・拳闘士系の兵種は、「森」や「深い森」を移動ダウンすることなく進軍できる。
ここが非常に優秀で、地形効果の多いマップではソードマスターよりも活躍させやすい。
力はソードマスターのほうが高く、向こうは「剣必殺+10」を持っているので火力ではどうしても劣る。
森から森へ移動しやすく、回避を高めやすいのが強み。
兵種マスターで習得する「滅殺」と「暗殺」の即死効果は運に左右されるので、使いにくい。
<ルナティック評価:B>
ソードマスター/勇者で戦うよりは、アサシンにしたほうが強い。単純な移動力に加え、森・茂み等で移動マイナスを受けないのは大きい。
とはいえ、ルナティックの敵兵はメチャ速いのでノーマル/ハードほどの活躍は見込めない。
フォートレス:A
敵の攻撃が激しくなる第二部、その中でも「物理兵が多いマップ」で特に活躍する。
敵集団の中に魔道士がいなければ重宝するが、1体でもいると前に出しにくい。サイレスによるサポートが必要になってくる。
難易度ノーマルだとフォートレスを使わずとも壁役はなんとかなる。ありがたみを実感するのはハードから。
<ルナティック評価:S>
ルナティックではさらに重要。敵の火力・物量が軒並み増しており、フォートレス無しで凌ぐのはしんどい場面が多々ある。
軍に最低1人、守備特化のユニットがいれば攻略もしやすい。
重装ユニットを複数用意しておくと、副官ガードで活用できる点も見逃せない。
青獅子だとドゥドゥーがいるので嬉しい。
パラディン:B
「再移動」と「地形耐性」・「槍の達人」持ち。この3スキルがいずれも優秀。
速さがそこまで高くないので追撃は出にくいが、戦技「連撃」を持っていれば一気に戦いやすくなる。
移動8という点だけでもそこそこ強い。
<ルナティック評価:B>
男性ユニットの場合、「槍の達人」を得られる兵種がこれ以外だとグレートナイトしかない。
敵の攻速がかなり高くなっているため、追撃を食らう危険大。再移動でうまく逃げられるように立ち回る必要あり。
「槍の達人」+「連撃」がやっぱり強いので、B評価。
ルナティックの敵兵パラディンはやたらと強い。速さ・守備・魔防がどれも高水準で、ダークスパイクΤがないと苦労する。
ドラゴンナイト:A
スキルは「斧の達人」「再移動」の2つ。
風花雪月では飛行兵がかなり強い。弓砲台は天敵だけど、「降りる」で歩兵化すれば大丈夫。
斧得意ならば「とりあえずドラゴン」にすれば失敗はない。
総合的には、上級職の中でも屈指の性能を持っている。
<ルナティック評価:A>
安定の飛行兵。
第一部の場合、ドラゴンナイトを早いタイミングで用意できると一気に楽になる。
ウォーリアー:C
スキルは「斧の達人」「斧必殺+10」で、ソードマスターの斧バージョン。
能力面ではドラゴンナイトの方が優秀で、敢えてウォーリアーにする意義は薄い。メリットは騎士団のバリエーションが増えるくらいか。
<ルナティック評価:C>
斧で戦うのであれば、フォートレスorドラゴンナイトにしたほうが戦いやすい。
「槍殺し」を持っていたとしても、パラディンやファルコンナイトのx2攻撃をヒュンヒュン避けられるかどうかは疑わしい。
敵の回避が大きく上がっているため、命中も安定しない。
スナイパー:S
スキルは「弓の達人」「弓射程+1」。
射程+1があるので、弓兵はまずこれを選ぶべき。
兵種マスターで専用戦技「ハンターボレー」を習得。これを使うために敢えてボウナイトにしないのもOK。
<ルナティック評価:S>
ハンターボレーが超優秀。
弓S+にして「弓の達人」を重ね掛けし、火力を底上げ。「弓必殺+10」と合わせて放つハンターボレーはとにかく強力。
射程3-4で一方的に射殺できるという点で、ルナティックではほぼ必須の兵種。
グラップラー:A
スキルは「格闘の達人」「素手格闘」の2つ。風花雪月では格闘がそもそも強い、ゆえにグラップラーも強い。
火力の上がった格闘x2によって、駆逐性能に非常に優れる。
ペガサスや魔道士あたりを反撃を受けずに処理できるのは強いし、火力によってはソードマスターも狩れる。
兵種マスターで3連撃の「猛烈鉄拳」を取得。猛烈鉄拳を取るか、ウォーマスターにして「必殺+20」「戦鬼の一撃」を取るか。
拳闘士・グラップラーも、森や茂みで移動力が落ちない(盗賊・アサシンと同じ)。この点も強い。
<ルナティック評価:A>
敵の防御と回避が上がっているためダメージ効率はやや落ちるが、それでも「猛烈鉄拳」が強い。
ハンターボレーほどの利便性はないものの、防御の弱い敵を一方的に殴り倒せる点で貴重。
ペガサスやファルコンを相手にするとき、敵の回避が高すぎて命中が安定しないのは難点。
ウォーロック:A
兵種スキルの「黒魔法の達人」とメイジのマスタースキル「魔神の一撃」を並べることで、高火力を出せる。
黒魔法使用回数x2の存在も大きく、射程1-3のトロン・飛行特攻のエクスカリバーは特にその恩恵を受ける。
魔力が高いユニットをウォーロックにして、射程を伸ばす装飾品(カドゥケウスの杖、テュルソスの杖)を持たせるとかなり強い。
<ルナティック評価:A>
難易度が変わってもウォーロックの強さは変わらず。
新たにダークペガサス・ヴァルキュリアが追加されたが、「黒魔法の達人」「黒魔法回数x2」を備えている点ではウォーロックも優秀。
魔道士ユニットの兵種バリエーションが増えるのはいいこと。
ビショップ:S
白魔法回数x2がとにかく強い。
ワープを2回、レスキューを6回、リブローを10回使えるようになる。リブロー使いをビショップにするだけで戦闘がかなり楽になる。
グレモリィにも同じスキルがあるが、あれは女性専用なので、男性ユニットならビショップでOK。
<ルナティック評価:S>
ウォーロックと同じく強さは変わらず。
敵の攻撃が激しいので、リブローやレスキュー・ワープの使用回数が伸びるのは重要。
ダークビショップ:B
兵種スキルの「呪縛」が命中サポートとしてかなり便利。「闇魔法試験パス」が超貴重品なのが難点。
ダークメイジ系が男性専用なのが本当に残念。ヒューベルト以外はウォーロックで問題ないので、ダークビショップを目指す理由がほとんどない。
ウォーロックと比べて弱いわけではないが、CC難易度の割には性能が平凡。
<ルナティック評価:B>
「呪縛」による命中サポートがありがたいものの、闇魔法試験パスの取得が困難。
引き継ぎの有無に関わらず、第一部序盤の死神騎士を倒すのは骨が折れる。派手に苦労してまでクラスチェンジさせる必要性はない。
特級職
「煤闇の章」で新たに追加された特級職4つ。
トリックスター:A
盗賊資格を必要とする兵種。
アサシンと似た立ち位置の兵種だが、移動が1低く、「剣の達人」も持たない。
兵種マスターで習得する専用戦技「トリック」は非常に便利。これを活用することで突破できる局面は多い。
<ルナティック評価:A>
ルナティックでは「ドローミの鎖環+トリック」の重要性がなおさら大きい。
攻撃性能はそれほど高くないので、あくまでもサポート役。
ユーリスをトリックスターにすると評価Sだが、それ以外のユニットだとB。というわけで総合的にA。
バトルモンク/バトルシスター:B
兵種マスターの「格闘回避+20」は確かに強い。
「格闘術Lv.」スキルは回避UP値が高く、これと併用することで高回避のグラップラーを育成することができる。
しかし格闘得意のユニットは物理向けが多く、バトルモンクの「魔法使える」という特徴がやや死に気味。
女性ユニットはグラップラーになれないので、格闘を使うならバトルシスターしかない。しかし,主人公以外の女性ユニットでわざわざバトルシスターにする必要性があるかというと微妙。
<ルナティック評価:B>
主人公に経験させるとかなり強い兵種。「格闘回避+20」+「格闘術Lv.5」があると回避値はかなりの数値に達する。専用戦技「遠当て」も生かしやすい。
主人公の可能性がさらに広がったという意味で、B評価。主人公以外のユニットは無理にバトルモンク/シスターにしなくてもいいかと。
ダークペガサス:A
待望の飛行+魔法兵種。
ペガサスとファルコンが持つ「回避+10」こそ失われているが、魔法を放てるのはやはり強い。
これのおかげで、ウォーリアーやフォートレスといった低耐魔ユニットを急襲して処理しやすくなった。
「ヌーヴェル天魔隊」は必ず獲得しておくこと。
<ルナティック評価:A>
ウォーロックなどの魔法兵種と比べ魔力UP値が弱いという欠点こそあるものの、やはり優秀。
魔力をある程度持っていないと火力不足になりがちなので、「魔神の一撃」は必須。
ヴァルキュリア:A
兵種スキルで「黒魔法射程+1」「闇魔法射程+1」を持つ。理学Sでようやく取得できるこのスキルを持っているのは強い。
射程+1スキルは重ね掛けが可能なので、理学Sに到達させればカドゥケウス/テュルソスなしで射程4以上の攻撃が可能に。
ウォーロックやダークペガサスのように「黒魔法の達人」こそ持たないが、攻撃範囲の広さで優秀な兵種。
「降りる」で歩兵化すると移動4。これだとさすがに不便すぎるので、森や荒地が多いマップだと扱いにくい。
<ルナティック評価:S>
ヴァルキュリアにするだけで射程3以上の魔法攻撃が可能なのは強力。
兵種の速さはかなり低めだが、攻速を多少上げておけばフォートレスへ追撃を簡単に出せる。
「理学得意、信仰ふつうor苦手」というユニットはヴァルキュリアにすると戦いやすいかも。理学↑信仰↑ならグレモリィで良し。
最上級職
ここからは最上級職。
ファルコンナイト:S
非常に高い速さと「回避+10」持ち。当然のように再移動あり。優秀でないわけがない。
飛行A+の「警戒姿勢+」と併せて回避特化にするのが基本的な戦術。
<ルナティック評価:S>
相変わらず強い。装備+スキル+騎士団で回避特化ユニットを用意することで、突破できる局面が一気に増える。
回避に優れたユニットが多ければ多いほどルナティックは楽。
ドラゴンマスター:S
ファルコンナイトと双璧。どちらを選ぶかは得意技能次第。
<ルナティック評価:S>
ファルコンナイトと同じく、「回避+10」と「警戒姿勢」で回避を大きく上げられるのが強い。
ファルコンとドラゴンマスターがいるだけでルナティックの難易度は下がる。
エピタフ:C
移動6で魔法も扱える剣士。「黒魔法の達人」があるので火力は底上げされてるが、すごく高いというわけでもない。
使用回数x2を持っていないので、上級魔法は使いどころが肝心になってくる。
魔道士向けのユニット(リシテアなど)をエピタフにして、移動6の魔道士として運用するのもアリ。
リシテアはデフォルトでドーラΔを習得し、「回数x2」なしでも弾数に余裕がある。ただし「黒魔法の達人」の恩恵は受けられない。
兵種マスターでスキル「明鏡の一撃」を取得。魔防を上げてくれるのは貴重だけど、使いどころはだいぶ限られそう。
<ルナティック評価:C>
「剣と魔法の両方で戦える」がエピタフの強みだが、どちらかに特化したほうが戦いやすいので「微妙」と言わざるを得ない。
グレートナイト:A
再移動できる盾。「硬いパラディン」というイメージで使える。
斧と槍、両方の達人スキルを持っているのも強力。鈍足なので追撃はほぼ出ないものの、シルヴァンとかで「連撃」すると強い。
<ルナティック評価:S>
フォートレスの評価が高いのであれば、グレートナイトも当然高評価。
守備値を単純に比べるとフォートレスのほうが上だが、「移動7で動ける壁」の需要は大きい。
槍or斧のどちらを用いても良いパワーが出る、これも強力。
ボウナイト:S
弓射程2-4に加えて移動8、再移動持ち。弓の達人があるので火力も充分。
攻撃範囲がとにかく広い。「サンダーストーム持ちの魔道士に対し一気に距離を詰めて射殺」という芸もできる。
曲射などを使えば射程は2-5。
最大射程だと命中が低くなりがちなので、アーチャーのマスタースキル「命中+20」があると安心。
<ルナティック評価:A>
ボウナイトの最大の強みは「射程4」だが、敵の回避が高いルナティックでは射程4からだと命中がかなり低くなってしまう。曲射を使った射程5の攻撃も命中ガタ落ち。
再移動があるのは大きいけれど、弓兵はスナイパーにしてハンターボレーをバシバシ撃っていたほうが活躍できる。
ベルナデッタに関しては、「囲いの矢」の範囲を伸ばせるという点でボウナイトと高相性。
ウォーマスター:S
斧・格闘の達人スキルに加え、「必殺+20」が鬼性能。これを狙ってウォーマスターにするのも良い。
必殺チャンスを増やすという意味で、斧よりも格闘で攻めた方が強くなる。
敵としてウォーマスターが登場したときは、投石器(必殺率大)が怖くて仕方ない。
兵種マスターでの戦技「戦鬼の一撃」は破格の性能。
<ルナティック評価:S>
圧倒的なパワーと必殺。命中さえ補えれば、攻撃面での不安はない。
なるべく早く兵種マスターして「戦鬼の一撃」を取るべし。
ホーリーナイト:C
スキルは「再移動」「白魔法の達人」「地形耐性」の3つ。
白魔法を攻撃でたくさん使うなら、候補に上がってくる兵種。
ビショップと異なり「白魔法回数x2」がない。この点で大きく劣る。
<ルナティック評価:C>
白魔法で回復支援中心に戦うならビショップのほうが強い、というのは相変わらず。
攻撃に回るチャンスを増やすのであれば、再移動のおかげで戦いやすくなるかもしれない。ただ全体的に強いのはやはりビショップ。
ダークナイト:C
ウォーロックより機動力では上回るものの、「回数x2」がないのは欠点。
闇魔法を主な攻撃手段とするユニット(ヒューベルト・リシテア)なら、「闇魔法の達人」があるので候補に入ってくるかもしれない。とはいえ、リシテアはグレモリィになったほうが強い。
槍はともかく、馬術レベルを上げるのが大変。
ダークナイトを積極的に狙うべきユニットはローレンツとヒューベルトくらい。それ以外はウォーロックのままでもいい。ヒューベルトはダークビショップを狙えるならそっち推奨。
<ルナティック評価:C>
「テュルソス黒魔法で狙える範囲をさらに広げる」という点で言えば、ダークナイトで機動力が上がるのは強い。
とはいえ、使用回数x2があるウォーロック・グレモリィにはやっぱり及ばない。
グレモリィ:S
女性魔道士のゴール地点。
とりあえずグレモリィになっておけば間違いはない。
ウォーロック・ビショップより移動が1伸びているのもGood。
<ルナティック評価:S>
女性魔道士ユニットはとりあえずこれを目指しましょう。