【読書】無理して古典を読まなくてもOKです

  • 2019年4月22日
  • 2019年11月4日
  • 読書

読書論について書かれた本を読んでみると、高確率でこう書いてあるんですよね。

・「長年読み継がれてきた本を読もう」
・「古典を読めばいい」
・「古い作品を読んで、読書の体力をつけるべき」

などなど。

これについての僕の意見は、

「無理して古典作品を読まなくてもいい」

です。

詳しく書いていきます。

「読みやすい本を読む」でOK

例えば、小学校に上がったばかりの子が動物に関する本を読むとしたら、どんなのを読みますか?

まぁ「図鑑」を選びますよね。イラストがたくさん載ってて、物凄く分かりやすそうな。

幼い子にとっては、図鑑が読みやすい本なんです。

これと同じで、大学生や社会人であったとしても、

”自分にとっての読みやすい本”を選択すればOK。

古典を頑張って読むと「なんか俺カッコよくね?」という気になるかもしれない。

でも読みにくいものを読んでも苦痛なので、心地のいいエリアに戻りましょう。

岩波新書が難しいなら、岩波ジュニア新書を読めばいいんです。「ジュニア」と名前がついてるけど、大人でも物凄くためになります。

「古典を読まなきゃ」→読書が嫌いになってしまう

古典や難しい本は、読めないよりは読めたほうがいいのは確かでしょう。

でも、「読まなくちゃ」という思いで古典にぶつかると、帰って読書嫌いになってしまう恐れがあります。

読書離れ、のほうが正しいのかな。

理解しにくい本を読み進めるのはかなり苦痛なので、だんだんその本を見るのが嫌になってきます。

それがエスカレートすると、読書離れになってしまいます。

なので、スムーズに読める本・ちょっと頑張れば読み進められる本を選択するのが無難です。時間もかからないですしね。

僕が挫折した古典作品①

例えば、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」という名著。

かなり有名な古典でして、経済書として・ビジネス書として、

「読むべき!」

と高い評価を受けています。

ただ、めっちゃ難しい。

僕はこの本を大学3年の夏にKindleで買ったのですが、未だに読了していません。

難解過ぎました。日本語訳もなんだかとっつきにくくて、読むのが苦痛でしたね。

「なんとなく、言いたいことはわかるような…」というレベルで読み進めましたが、半分あたりで諦めました。

未だにKindleのライブラリーに眠っています。

今後読むだろうか…ものすごく暇になったら読み直すかもしれません。

僕が挫折した古典作品②

せっかくなのでもう1つ。「カラマーゾフの兄弟」です。

二回読んだんですが、内容を理解できたかというと疑問です。ただ惰性でページをめくり続けた感が否めません。

そういう意味で、「挫折した本」です。

色々な意味が込められた作品なのは確かなんだけど、自分の中でそれを消化しきれてない。

大学新入生に薦めたい本としてランクインしてるけど、新入生が読むには難解過ぎる。

4年間を使って読み続ける本、ならまだわかるかも。

古典は読破しようと思わなくていい

古典に限らず読書って

「気が付いたら読了していた」

という状態が最高なんですよね。

「読破してやる」という思いで読み進めると、なんだか読まされている感があって、読書が労働みたいになってしまう。

面白いからひたすらページをめくり続けて、

「あっもう終わりか……面白かったなあ」という感覚。

これをたくさん味わいたい。

読書に慣れていないうちは、この感覚をとにかくたくさん味わったほうがいいです。

そのためには、古典よりも軽めの本に当たるのがベターですね。

芥川賞とかに選出される小説が「なんか難しいなぁ」と感じるなら、ライトミステリ的な作品を読んだっていいんです。なんならラノベでもいい。

・直木賞とってるから
・本屋大賞受賞作品だから

という理由で読み始めても、読んでいて苦痛だったら、あなたにとってそれは”合わない本”なんです。

時間が勿体無いので楽しいものを読みましょう。

軽めの古典作品を紹介

古典と呼ばれる作品を、大学4年間でそこそこ読んできました。

比較的サクッと読める古典をいくつか紹介していきます。

『君主論』『孫子』

ビジネスの世界では古典として崇められています。

個人的には、この『孫子』と『君主論』がビジネス系古典のツートップですね。

どちらも、古典の中ではかなり読みやすいほうです。あんまり分厚くないし、内容もそこまで難解というわけではない。

『徒然草』

短いエッセイがたくさん詰め込まれたタイプの作品なので、一日一節というスタイルで長く読み続けられます。

古文を読むのはさすがにキツイので、現代語訳付きのものを読みましょう。角川ソフィア文庫のものがオススメ。

シェイクスピア全般

シェイクスピアは16世紀頃の劇作家ですが、彼の作品は非常に読みやすいです。

『ハムレット』や『マクベス』とか、なんか難しそう……って思ってませんか?

とっつきにくそうなら、まずは『ロミオとジュリエット』や『ヴェニスの商人』がおすすめ。

これは余談ですが、シェイクスピアを何冊か読んでいるってだけで「すごいね〜」と言われたりします。頭良さそうな印象を与えられます。

新潮文庫のシェイクスピアが安価で読みやすいです。

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