クールと根暗の違いって何だろう?

「あなたクールだね」と言われたら、どっちかといえば嬉しいですよね。

じゃあ「あなた根暗だね」って言われたら?

あんまり嬉しくない……どころか、「は?」と思わず苛立ってしまうかもしれません。

この2つでどっちがいい?って訊かれたら間違いなく、クールでありたい、と答えるはず。cool=かっこいいっていう英単語もあるくらいですし。

でも、クールな人と根暗な人って何が違うんだろう?

ゼミ面接で「キミは根暗なのか」と訊かれた

大学2年の12月に受けたゼミ面接で、担当の先生から「君はもしかして、根暗なの?」と言われたことがあります。

所属や出身などの簡単な自己紹介を終え、このゼミを選んだ理由について話した直後のことでした。

僕「〜という理由で、○○先生のゼミを選びました」
先生「ふーん。君は、大学ではサークル活動はしてないんだね」(エントリーシートを見ながら)
僕「はい」
先生「もしかして、根暗?」
僕「……え?」

っていう流れだったと記憶しています。

言われた瞬間、僕の心の中では、

「は!? なんだこのおっさん、失礼すぎんだろ!」

と、怒りがこみあげてきていました。

確かに明るい方ではないけど、サークルやってないってだけで根暗扱いって……。

面接中ということもあり、そのときは苦笑いを混ぜて対応しましたが、面接が終わってから30分くらい、イライラが止まりませんでした。

あ、ちなみにそのゼミは合格してます。根暗であるかどうかは評価には影響しなかったっぽいです。(笑)

「根暗」の定義とイメージについて

「根暗なのか」と言われた僕は、顔には出さずとも、確かに怒りを覚えていました。

ということは、僕自身が「根暗=マイナスな言葉」という印象を持っていたということになります。

ここで、根暗という言葉の意味について見ていきましょう。

[名・形動]ねっから性格が暗いこと。また、そのさまや、そういう人。 (goo辞書より)

いきなり性格が暗いと書かれてるじゃないか!やっぱり悪い言葉なんだ!

……と思いがちですが、ちょっと落ち着いて考えてみましょう。性格が「暗い」とは書かれていますが、性格が「悪い」とは書かれていません。

根暗な人というのは、性格が悪い人という意味ではないようです。

口数が少ないとか、人付き合いが苦手な人……これがいわゆる根暗のイメージだと思いますが、これ自体は別に悪いわけではないということになります。

では、教授の言った通り、僕は根暗なのだろうか?

確かに僕は、人付き合いが得意な方ではありません。陽キャラの人から見れば「陰キャラ」「根暗」と映ることでしょう。

しかし、普段の僕はそんなにネガティブではありません。むしろ楽観的に生活しています。ただ、人と関わるのが苦手なだけであって、素の性格は明るい方に近いんですよ。

したがって、言葉の定義の上では僕は根暗ではないようです。

でも一般的な「根暗」のイメージによると、僕は見事に当てはまっています。

その先生も、「人付き合いが苦手」「暗そう」という点から「君は根暗か」と言ったのだと思われます。

「クールな人」とは?

クールって聞くと、冷静な人・落ち着いている人という印象を受けるのではないでしょうか。

  • 打ち上げや飲み会の場で、あんまり騒がずに何だか落ち着いている人。
  • 集団の中では一歩離れて全体を見渡している人。
  • いかなる状況でも焦らず・慌てない人。
  • 群れるよりもひとりでいる時間が多い人。

パッと思いついたクールな人のイメージを並べてみましたが、これらって根暗な人にも見られることだと思うんですよね。
うーん、根暗とクールを分ける境界がよくわからない。

イケメンだとクールの評価を受ける?

僕が好きなラノベに「俺ガイル」があります。

あなたがこの作品を知っているのなら是非訊いてみたいのですが、主人公の比企谷八幡はクールキャラ・根暗キャラどっちなんでしょう?

ヒロインの1人である雪ノ下雪乃は女性の中では文句なしのクールキャラ、「クールビューティー」ですが、八幡はクール男・根暗男どっちだと思いますか?

今度はアニメ。

僕が好きな作品「コードギアス」の主人公ルルーシュは、満場一致でクールキャラに該当するでしょう。

基本的には落ち着いた性格で、口数がそう多い方ではない。でも優しさも持ち合わせている。

ルルーシュを根暗と断定するのはちょっと違う気がします。

しかし、ここで仮定を出します。

もしルルーシュがブサイクキャラだったら?

比企谷八幡がブサイクだったら?(八幡は「目は腐って」いますが、顔は整っていると評されています)

ここからは僕の勝手な推測ですが、ブサイクにするとその瞬間に根暗キャラと判断されてしまう気がするんですよね。

イケメンキャラに「根暗」は使われない。ブサイクキャラに「クール」は使われない。

女性でも同様で、美人キャラに「根暗」は使われない。ブサイクキャラに「クール」は使われない。

外見による「クールor根暗」の判断はあると思う

顔の話になってますが、現実世界でもこれは通用すると思います。

クールと根暗を分けるのは、実のところ外見なのではないか、と。

イケメン俳優が自分のことを「いやー俺根暗なんで……」と評しても、熱烈なファンは「クール!」と受け取るのではないでしょうか。

一方ブサイクな人が「俺、根暗なんですよ……」と評したときに、「いやいやクールだよ!」と受け取ってくれるビジョンはちょっと想像できない。

「根暗」と「クール」の違いって、結局のところ外見に集約されてると思うんですよ。

無意識的に、「根暗=ブサイク」「クール=イケてる」というイメージが実は刷り込まれている。

で、教授から「君は根暗なのか」と言われたときに、外面と両面を同時に愚弄されてるように感じて、僕はイラッとしてしまったのではないか?と思うんです。

となると、根暗という言葉はやはり悪い意味しかないという結論になってしまいました。

言葉の定義の上では決して悪い意味ではないのですが、実用面ではネガティブな意味合いで使われることが殆どでしょう。

根暗がマイナスなら、根明(ネアカ)はプラスなのか?

根暗とクールが顔によって大きく分かれているということを書いてきました。

この根暗(ネクラ)の対義語に、根明(ネアカ)という言葉がありますよね。陰キャラに対しての陽キャラとほぼ近い意味ですね。

根暗がマイナスの意味を持つ言葉なら、根明はプラスの意味を持つ言葉なんでしょうか?

意味を調べてみると、

[名・形動]ねっから性格が明るいこと。また、そのさまや、そういう人。(goo辞書より)

と出ました。

でも、日常生活で「あいつはネアカ」って使いませんよね。「あいつはちょっと根暗」は使うけど、「あいつはネアカで……」とはなかなか使われない。

なんででしょう?

たぶん、根暗という言葉があまりにもマイナスの意味を持ちすぎて、それに連想する言葉であるネアカは使いづらくなってるのかなぁと思うんです。

性格が明るいということを言いたいのであれば、「あいつは根が明るいんだよ」「あいつは明るいから」って感じで言いますよね。ネアカとはそうそう言わない。

根暗には外見上のイメージが含まれているという僕の推測を紹介しましたが、ではネアカだとどうなるんでしょうか。

ネアカだと、「性格明るい、外見イケてる」になるのか?

……たぶん、違うな。うん。

根暗ではなくクールになるには?

クールな人って、佇まいがしっかりしてるイメージがありますよね。

それに対し、根暗な人って聞くとちょっと弱々しい感じがあります。

人付き合いが苦手・口数少ない・群れない・表情の起伏が少ない、という共通点を持っていても、外見がしっかりしているか否かで「クール」「根暗」の評価が分かれてくると思うんです。

ここでいう外見は顔つきだけじゃなくて、姿勢とか、視線とか、いろいろあるはず。

男性はクールな人を目指して損はないはず。なので僕も、姿勢とかにはちょっと気をつけてみようと思ってます。

おわり。

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