大原扁理『年収90万円でハッピーライフ』感想。【書評】

  • 2019年11月7日
  • 2019年11月7日
  • 読書

こんにちは、Spica(@spicaundrei)です。

 

大原扁理さんの『年収90万円でハッピーライフ』を読んだので、レビュー書いていきます。

 

年収90万円でハッピーライフ

 

概要

著者の大原扁理さんは、一般的によく言われる「成功者」とは程遠い存在です。(スミマセン)

タイトルの通り「年収90万円」だし、住んでいる家や衣食住も豪華とはとても言えない。

 

……だけど、すごく楽しそうな生活を送っている!

『年収90万円でハッピーライフ』を読んで、僕は率直にそう感じました。

 

こんな人にオススメ!

 

  • 「自由な生き方ってなんだろう」と悩んでいる人
  • 収入そこそこでいいから静かに暮らしたい人
  • 人との関わりをなるべく減らし、自分の時間を多く持ちたい人
  • 「進学しろ」とか「就職しろ」とか、社会って窮屈だな……と感じている人

 

個人的に好きなところ

 

「これは、社会的成功から乗り遅れまくったら、不幸になるどころか毎日が楽しすぎて、ジョーシキっていったい何だったんだろう、進学しなきゃいけないとか、就職しなきゃいけないとか、(中略)もー自分しか信じないもんね。何が幸せとか、自分で決めちゃうもんね。おならプーだ。という本です。」(p17より)

大原さんがこの本について説明している箇所です。

社会的成功から遠ざかって「自分の快適なスタイル」を貫いていたら、それを実現できた。

社会が与えてくる「これをやっておけば幸せになれる」なんてのは無視。何を幸せに思うかなんて人それぞれなのだから、自分の好きなようにやろうよ。……ということなのでしょう。

 

「子供の頃から世間にいろんな「ふつう」や「当たり前」を刷り込まれますけど、世間ほどぼんやりして当てにならないもんはない。自分の実感を基準にしたほうが、のちのち変わってしまったとしても、人のせいにしなくてすむし、長い目で見ればずいぶんラクに生きられる。」(p31より)

これはホントにその通りだと思う。

世間に合わせて進学とか就職。それで自分が幸せで心地よくなれるならいいけど、もし「本当はしたくないのにな」と自分の心が感じているなら、しないほうがいい。

 

自分の行動の軸を「世間」ではなく「自分の心」に合わせたほうが幸福になれる。僕もそう思う。

世間って、自分にはさほど関心を向けてないわけで。なら自分が世間の言うことを聞く必要はないんじゃなかな?とも思ったり。

 

「大事なのは、嫌いなことで死なないこと。」(p38より)

近年よく言われる「好きなことを仕事にする」について、大原さんも自分の考えを述べています。

好きなことを仕事にするのは確かに素晴らしいことだけど、大原さんは「嫌いなことで死なない」のほうが何よりも重要だと捉えています。

 

嫌いなことをグチグチ言いながらやり続けて、気がつくと3年、5年、10年……そして老いていく。考えただけでもゾッとする。

好きなこと「だけ」で生きていくのは難しいとしても、「不快なこと」に満たされた生活が幸福であるわけがない。

 

仕事がとにかく嫌いで仕方ない!という人は、大原さんのように「週5日休み、残りの2日だけ働く」という生活を真似してみてもいいかもしれません。

 

週5で仕事は正直きついけど、2日なら、まぁ頑張るか…ってなるじゃないですか。

大原さんは都内の「家賃25,000円のワンルーム」に住んでおり、年収90万円でも余裕で生活できているとのこと。

 

この生活スタイル、参考になる。

 

「この集団は「しんどい=エライ病」にかかってると思ったら、少しずつ、できる範囲で離れていきましょう。大丈夫、集団が病んでるからってあなたまで病むことないんだから。」(p95より)

集団(組織)でないと出来ないことは多いけど、集団というものはたまに”バカ”になるものです。

個人としては優秀でも、人が大量に集まって組織化するとそこには無能が生まれる。集団の中に変な文化が生成されていうわけです。

 

大原さんの言う「しんどい=エライ病」もその1つだと思う。苦労したやつが偉いんだ、という思考。

組織だったら「成果を出したやつ」が一番偉いはずなのに、いつの間にか苦労の大きさで優劣を決定していたりする。

 

集団が変な文化に染まっていたら、少しずつ離れていくべし。僕もそう思う。

 

 

年収90万円でハッピーライフ
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