藤原和博『本を読む人だけが手にするもの』感想【書評】

こんにちは、Spica(@spicaundrei)です。

藤原和博さんの『本を読む人だけが手にするもの』という本を読みました。

レビュー記事を書いていきます。

 

ああああ

『本を読む人だけが手にするもの』概要

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タイトルからも分かるように、「本を読むと何がいいのか」について説明されている作品です。

 

この「本を読むと何がいいのか」についての答えは、まず序章で簡潔に示されています。

 

  • これからの時代では、一人一人が自分に合った「幸福論」「どういう人生を生きるか」を考えていかなければならない。

  • 昔は国・会社が「こういう生き方でOK」というものを提供していて、それがある程度保証されていた(フツーに進学→就職→結婚→定年退職→老後…といった人生プラン)。今は違う。

  • 一人一人が「幸福論」を見つけ出すには、読書を通じて多様な情報を集め、視野を広げることが必要だ。自分の世界観を作っていかないといけない。

 

今の社会は、 一年後どうなっているかさえ予想が困難です。というかできません。(ポジティブ・ネガティブ両方の意味で)

 

定年になるまで1つの会社で一所懸命に頑張って、退職金と貯蓄を使って静かな老後生活を送ろう……というのは、昔の考え。

そういう生活を送れる人もいるでしょうが、どこかで「イレギュラーな出来事」が起こることも考えられます。会社の倒産・リストラや早期退職・体調不良で仕事を辞める…など。

 

20代で就職した場合、65歳になるまで40年くらいあります。その40年を、「イレギュラー無し」で乗り切れる可能性のほうが低いと思う。

未来が不確定だからこそ、一人一人が「自分はどういう生き方でいこうか」「俺の幸福論はなんだろう」を真剣に考える必要があるわけです。

 

変化のスピードがあまりにも早い現代では、色々な情報に触れて思考していかないといけない。そのためのツールとして、「読書」が挙げられています。

 

もちろん、スマートフォンなどの端末を使ってネット情報にあたるのも大切です。

しかし、読書の重要性も忘れてはいけない。

本書では「ネット情報だけだと掘りが浅い。深く論理的な思考をする上で読書は欠かせない」という旨の説明がされています。

 

本の最後のほうで、著者の藤原さんがオススメ本として「これだけは読んでほしい50冊」を紹介しています。

解説付きでたっぷり書かれていて、これがとても面白い。

 

こんな人にオススメ!

  • 読書はしたほうがいいっていうけど、何故なのかイマイチわからない……。
  • 読書が良いのはわかっているが、やる気が出ない。続かない。
  • 何を読めばいいのかわからない。

 

個人的に気に入ったところ

 

『本を読む人だけが手にするもの』を読んで、個人的にいいな〜と思った点を紹介。

 

 

・読書をするだけで、ほぼ10人に1人の逸材になれる。

・読書をすると、著者の”脳のかけら”を自分の脳につなげることで脳を拡張し、世界観を広げられる。

・解像度が高いものばかりを見ていると、人間のイマジネーションのレベルが下がってしまう。

・読書をすることで、想像力を鍛えられる。

・昔は”成長社会”、今は”成熟社会”。かつては「情報処理力=早く正解を導き出す力」が重要だったが、今では「情報編集力=納得解をつくりだす力」のほうが大切だ。

・本は、孤独に耐えながら読むモバイル端末。

・1時間あたりに生み出す付加価値を高めるには、読書が欠かせない。

 

 

以上です。気になった方はご一読あれ。

 

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